Long 型 (Visual Basic)

-9,223,372,036,854,775,808 から 9,223,372,036,854,775,807 (9.2...E+18) までの符号付き 64 ビット (8 バイト) の整数です。

解説

大きすぎて Integer データ型に格納できない整数値を格納するには、Long データ型を使用します。

Long の既定値は 0 です。

プログラミングのヒント

  • 相互運用の考慮事項。 オートメーション オブジェクトや COM オブジェクトなど、.NET Framework 用に作成されていないコンポーネントを使用する場合、他の環境では整数型 (Long) のデータ幅 (32 ビット) が異なることに注意してください。 そのようなコンポーネントに 32 ビットの引数を渡す場合は、新しい Visual Basic のコードで、整数型 (Long) ではなく短整数型 (Integer) として宣言します。

    さらに、Windows 95、Windows 98、Windows ME、または Windows 2000 では、オートメーションで 64 ビット整数型がサポートされていません。 これらのオペレーティング システムでは、Visual Basic の長整数型 (Long) の引数をオートメーション コンポーネントに渡すことはできません。

  • 拡大変換。 Long データ型は、Decimal、Single、または Double に拡大変換されます。 これは、System.OverflowException エラーを発生させることなく、これらの型のいずれかに Long を変換できることを意味します。

  • 型宣言文字。 あるリテラルにリテラルの型文字 L を付けると、そのリテラルは Long に変換されます。 ある識別子に識別子の型文字 & を付けると、その識別子は整数型 (Long) に変換されます。

  • Framework のデータ型 .NET Framework において対応する型は、System.Int64 構造体です。

参照

参照

データ型の概要 (Visual Basic)

Int64

整数型 (Integer) (Visual Basic)

Short 型 (Visual Basic)

データ型変換関数 (Visual Basic)

変換の概要 (Visual Basic)

概念

データ型の有効な使用方法 (Visual Basic)