SharePoint Server でクロスサイト発行のための発行サイトを計画する
適用対象:2016 2019 Subscription Edition SharePoint in Microsoft 365
SharePoint Server でクロスサイト発行を使用する場合、コンテンツの作成および格納のために 1 つ以上の作成サイト コレクションを使用し、サイトのデザインと表示コンテンツを制御するために 1 つ以上の発行サイト コレクションを使用します。 この記事では、クロスサイト発行ソリューションの発行サイトを計画する方法について説明します。
この記事は「SharePoint Server でのクロスサイト発行の概要」の情報に基づいて作成されています。 この記事を読み終わった後は必ず次の記事「SharePoint Server 2016 でクロスサイト発行サイトの検索を計画する」を読んでください。
SharePoint 発行サイト用のサイト コレクションとサイト構造を計画する
発行サイト コレクションでは、SharePoint Server の発行機能が有効化されている必要があります。 発行ポータル サイト コレクション テンプレートを使用すると発行機能が既定で有効化されるため、このサイト コレクション テンプレートを使用して発行サイト コレクションを作成することをお勧めします。 発行サイト コレクション用でないサイト コレクション テンプレートを使用する場合は、SharePoint Server の発行機能を有効にする必要があります。 詳細については、「発行機能の概要」を参照してください。 発行機能を有効にする方法については、「発行機能を有効にする」を参照してください。
発行サイト コレクションではコンテンツの表示に作成サイトのコンテンツと用語セットが再利用されるため、発行サイトは作成サイトよりずっと軽量になります。 したがって、発行サイトのサイト構造は、通常は作成サイトとは非常に異なります。 発行サイトには、マスター ページ、限定数のページ レイアウト、管理されたナビゲーション、およびカタログ コンテンツを表示するために使用されるカタログとカタログ アイテム ページを含む単一のページ ライブラリが含まれます。 サイトの URL は、作成サイトで使用されるタグ付け用語セットに基づいて作成されます。 そのため、発行サイト用に複雑なサイト構造を手動で作成する必要はありません。
SharePoint 発行サイト用のセキュリティを計画する
発行サイト用のセキュリティは他の SharePoint Server サイトの場合と同じように計画しますが、以下の点も考慮します。
デザイナーは誰で、彼らに付与される権限レベルは何か。 発行サイトには、マスター ページ、ページ レイアウト、および CSS ファイルが格納されるため、デザイナーはサイトへの読み取りおよび書き込み権限を持っている必要があります。
これは匿名アクセスを許可するインターネット サイトか。 訪問ユーザーに匿名アクセスを許可するには、発行サイト コレクションがどのような Web アプリケーションに入っている必要があるか。 発行サイトで表示されるコンテンツに対する読み取り権限レベルを持つユーザーを決定する必要があります。
これがインターネット サイトである場合、デザイナー用にクレーム ベース認証をセットアップする必要があるか。
これがイントラネットまたはエクストラネットのサイトである場合、使用しなければならない認証方法は何か。 ユーザー認証の詳細については、「SharePoint Server でユーザー認証方法を計画する」を参照してください。
カタログに対する匿名アクセスを有効にする際は、作成サイト上のセキュリティを検索での表示方法から独立して扱うことができます。 匿名アクセスが有効になっている場合、インデックス付けされたコンテンツは発行サイト上で匿名ユーザーが検索して表示できます。 ただし、カタログ内の個々のアイテムに対する権限を変更した場合、検索システムではそれらの権限が優先され、特定のグループに制限されたアイテムは匿名ユーザーが使用できなくなります。 これにより、匿名ユーザーとコンテンツを共有する際に大幅な柔軟性が得られます。
SharePoint 発行サイト用のデザインとブランド化を計画する
クロスサイト発行ソリューションでは、デザイナーが作成してサイトのブランド化に使用されるファイルや他のリソースは発行サイトに含まれます。 次のリストでは、デザイナーが作成する必要がある主要なブランド化コンポーネントについて説明しています。
マスター ページ サイトのクロムおよび共有要素を定義します。
ページ レイアウト サイト内の特定のタイプのページのテンプレート。
表示テンプレート コンテンツ検索 Web パーツ内で使用され、検索結果に表示される管理プロパティとその表示方法を制御するテンプレート。
一般に、発行サイトのデザインはブランド化されたサイトの場合とまったく同じように計画します。 デザイナーと連携してデザイン要件を収集し、サポートするブラウザーとデバイスを決定してから、サイトのワイヤーフレームを作成する必要があります。 発行サイトの SharePoint Server に関する特定の側面を計画するには、以下の点を考慮します。
使用する発行サイトの数
発行サイトに使用するビジュアル デザインの数
必要なマスター ページの数
各発行サイトで表示されるカタログ コンテンツとその表示方法
サポートするデバイスと、別個のデバイス チャネルおよびマスター ページを使用する必要があるかどうか
詳細については、「SharePoint 2013 ページ モデルの概要」を参照してください。
SharePoint 発行サイト用のカタログ接続を計画する
発行サイトをカタログに接続すると、SharePoint Server によって自動的にカタログの検索先が作成されます。 以下のことも行えます。
カタログのタグ付け用語セットを発行サイト上のナビゲーション用語セットに統合する。
カタログ コンテンツ用のカテゴリ ページ レイアウトとカタログ アイテム ページを作成する。
カタログ アイテムに適した URL をカタログ アイテム ページに対してセットアップする。
カタログへの接続時にカタログを発行サイトに統合しない場合は、これらの各タスクを手動で行う必要があります。
発行サイトをカタログに接続する方法については、「発行サイトを SharePoint サーバーのカタログに接続します。」を参照してください。
SharePoint 発行サイト用のナビゲーションの用語セットを計画する
発行サイトをカタログに接続する際は、タグ付け用語を作成サイトから発行サイトのナビゲーションにつなげることもできます。 用語ストア管理ツールでサイト ナビゲーション用語セットを表示すると、各用語のナビゲーション設定を構成できます。 発行サイト用のナビゲーション用語セットを計画する際は、以下の点を考慮します。
ナビゲーション用語タイトルは元のタグ付け用語タイトルと同じになるか。 タイトルが異なる場合、新しいタイトルはどうなるか。
ナビゲーション用語は [グローバル ナビゲーション] および [現在のナビゲーション] メニューに表示されるか。
ナビゲーション用語は用語によって呼び出されるページを指すわかりやすい URL を使用しているか、異なる URL を指しているか、単なるテキストのみの見出しか。
ナビゲーション用語セットを構成する際は、ターゲット ページ設定、検索エンジン最適化、およびカタログ アイテム ページ設定などのその他の設定を変更できます。 発行サイト コレクションを作成しないチーム サイト テンプレートなどのサイト コレクション テンプレートを使用した後で発行機能を有効化する場合は、サイト コレクションの管理ナビゲーションを確実にオンにする必要もあります。
SharePoint 発行サイトでのカタログ コンテンツの表示を計画する
このセクションでは、発行サイトでのカタログ コンテンツの表示を計画する方法について説明します。 カテゴリ ページやカタログ アイテム ページを計画する際は、カタログ データの構造が重要になります。 カタログ内の異なるレベルでコンテンツを表示する方法により、カテゴリ ページやカタログ アイテム ページで使用する Web パーツが決まります。
カテゴリ ページやカタログ アイテム ページを計画する
カタログ コンテンツを使用するサイトをセットアップする際、SharePoint Server ではカタログへの接続時に自動的にカテゴリ ページとカタログ アイテム ページを作成できます。 このセクションでは、既定のページをカスタマイズしたり自分でページを作成したりする場合に計画する必要がある点について説明します。 カテゴリ ページとカタログ アイテム ページの詳細については、「SharePoint Server でのクロスサイト発行の概要」の「SharePoint クロスサイト発行用のサイト コレクションの発行」セクションにある「カテゴリ ページとカタログ アイテム ページ」を参照してください。
カテゴリ ページを計画する
既定のカテゴリ ページをカスタマイズする、または独自のページを作成する場合は、コンテンツの構造を検討し、この構造内のさまざまなポイントで表示するコンテンツを決定します。 次の状況について検討しましょう。
カタログ ナビゲーションに使用される用語セット内のレベル (カテゴリ) の数
カテゴリ内のレベル (カテゴリ) の間を明確に区別する場合は、用語セット内のレベルごとにカテゴリ ページを作成できます。
既定のカテゴリ ページをカスタマイズするか独自のページを作成するか
独自のカテゴリ ページを作成する場合は、カタログに接続してコンテンツを表示するカスタム カテゴリ ページを指定した後、編集モードでページを開き、ページに追加したコンテンツ検索 Web パーツ用のクエリを構成する必要があります。
ユーザーがカタログ内を容易にブラウズできるように表示する重要なコンテンツ
表示するコンテンツについて考える際は、カテゴリ ページに含める Web パーツについても考える必要があります。 たとえば、絞り込みパネル Web パーツとファセット ナビゲーションを使用すると、ユーザーはプロパティのフィルター処理によってカタログで簡単にコンテンツをブラウズできます。 よく使用されるアイテム Web パーツを追加して、ユーザーに関連すると見なされるアイテムを表示することもできます。 検索 Web パーツだけを使用するか、他のコンテンツ Web パーツを含めるかも考慮する必要があります。 詳細については、この記事の後ろの方にある「ページへの検索 Web パーツの追加を計画する 」を参照してください。
すべてのカテゴリ ページで同じデザインを使用できるか
すべてのカテゴリ ページで同じデザインを使用できない場合、個別のデザインを持つ別々のページを作成する必要があります。 カタログに接続してコンテンツを表示するためのカテゴリ ページを指定した後、ページを編集モードで開き、ページ上のコンテンツ検索 Web パーツ用のクエリを構成する必要があります。
これらのページを保守する際に許容可能と見なされる作業量
カテゴリ ページが多いほど、行わなければならない保守作業は多くなります。 変更管理を行わなければならない場所の数が少なくなるようにカテゴリ ページの数を制限してください。
カテゴリ ページ レイアウトを作成してカスタマイズする方法については、「SharePoint 2013 でカタログベースのサイトのページ レイアウトをカスタマイズする方法」を参照してください。
カタログ アイテム ページを計画する
既定のカタログ アイテム ページのカスタマイズを計画するか、独自のページを作成する場合は、以下の点を考慮します。
アイテムをグループで表示するか
自動的に作成されたカタログ アイテム ページでは、コンテンツを表示するときにカタログ アイテム再利用 Web パーツが使用されます。 既定では、カタログ アイテム再利用 Web パーツはサーバー側のレンダリングを使用するように構成されているため、Google や Bing などの検索エンジンはカタログ内の個々のアイテムを検出してログに記録できます。 また、アクセシビリティ上の理由など、JavaScript を有効にしていないユーザーは、コンテンツを表示できます。 カタログ アイテム再利用 Web パーツは、使用状況分析で使用される既定の使用状況イベントを自動的に記録するように構成されています。
カタログ アイテム ページでのアイテム表示を計画する際は、アイテムをグループ化するかどうかを検討します。 たとえば、Web サイトで洋服を販売するインターネット ビジネス シナリオの場合、カタログ アイテム ページでは特定のアイテムの対応するすべてのサイズをグループ化して表示するのが適切です。 そうすれば、そのカタログ アイテム ページを閲覧するユーザーは、そのアイテムの購入できるすべてのサイズを簡単に見ることができます。 このグループ化シナリオでは、自動作成されたカタログ アイテム ページを使用できません。 自動作成ページではカタログ アイテムの再利用 Web パーツが使用されますが、カタログ アイテムの再利用 Web パーツは 1 度に 1 つのアイテムしか取得できず、アイテムのグループを取得できないからです。 このため、カタログ アイテム ページでアイテムをグループで表示したい場合は、独自のカタログ アイテム ページを作成し、コンテンツ検索 Web パーツを使用してアイテムを表示する必要があります。
注:
コンテンツ検索 Web パーツには Google や Bing などの検索エンジンにコンテンツをレンダリングするために XSLT ベースのサーバー側レンダリングが自動的に実装されますが、既定ではクライアント側レンダリングと JavaScript を使用して検索結果を表示します。 ただし、アクセシビリティ上の理由など、JavaScript を有効にしていないユーザーはコンテンツを表示できません。 JavaScript が有効になっているかどうかにかかわらずコンテンツが表示されるようにするため、常に XSLT ベースのサーバー側レンダリングを使用するようコンテンツ検索 Web パーツを変更することを検討してください。 > また、使用状況分析の使用状況イベントはコンテンツ検索 Web パーツに自動的に記録されませんが、使用状況イベントを記録するように表示テンプレートを構成することもできます。 詳細については、「 SharePoint Server で推奨事項と使用状況イベントの種類を構成する」を参照してください。
カタログ アイテムの再利用 Web パーツとコンテンツ検索 Web パーツの相違の詳細については、「検索 Web パーツとさまざまな Web パーツの使い分け方法」を参照してください。
すべてのカタログ アイテム ページで同じデザインを使用できるか
すべてのカタログ アイテム ページで同じデザインを使用できない場合は、個別のデザインを持つ別々のページを作成する必要があります。 カタログに接続してコンテンツを表示するためのカタログ アイテム ページを指定した後、ページを編集モードで開き、ページ上のコンテンツ検索 Web パーツ用のクエリを構成する必要があります。
これらのページを保守する際に許容可能と見なされる作業量
カタログ アイテム ページが多いほど、行わなければならない保守作業は多くなります。 変更管理を行わなければならない場所の数が少なくなるようにカテゴリ アイテム ページの数を制限してください。
カテゴリ アイテム ページ レイアウトを作成してカスタマイズする方法については、「SharePoint 2013 でカタログベースのサイトのページ レイアウトをカスタマイズする方法」を参照してください。
ページへの検索 Web パーツの追加を計画する
検索 Web パーツは検索インデックスからコンテンツを表示します。 検索 Web パーツは、検索するコンテンツのタイプやコンテンツの検索場所を指定するさまざまな定義済みのクエリを持っています。 検索 Web パーツが含まれるページをユーザーがブラウズすると、その Web パーツで定義されているクエリが自動的に発行され、検索結果が Web パーツ内に表示されます。 検索システムが新しいコンテンツを発見すると共に、更新されたアイテムのリストがページが表示されるたびに Web パーツ内に表示されます。
1 つ以上の検索 Web パーツをページに追加できます。 検索 Web パーツを追加する際は、定義済みのクエリを使用するか、既定のクエリ設定を変更できます。 結果が Web パーツに表示される方法も、たとえば価格や人気でアイテムを並べ替えるように指定するなどして変更できます。 定義済みのクエリは、Web パーツを編集して検索条件を変更することによって変更できます。
検索 Web パーツは表示テンプレートを使用して、Web パーツ内に結果が表示される方法を制御します。 表示テンプレートは、検索結果から表示される管理プロパティとその表示方法を指定する HTML ファイルです。 たとえば、表示テンプレートでは、管理プロパティ PublishingImage が 100x100 ピクセルの画像を表示し、管理プロパティ Title が画像の左側に太字で表示されることを指定できます。
表示テンプレートを作成してカスタマイズする方法については、「SharePoint 2013 デザイン マネージャー表示テンプレート」を参照してください。
検索 Web パーツとさまざまな Web パーツの使い分け方法
次の表に、Web コンテンツ管理シナリオでよく使用される検索 Web パーツを説明します。 ビジネス向けの検索シナリオでよく使用される検索 Web パーツについては、「SharePoint Server で検索センターを管理する」を参照してください。
検索 Web パーツ
分類 | Web パーツ | 説明 |
---|---|---|
コンテンツ ロールアップ |
コンテンツ クエリ |
クロスサイト発行の場合には使用しません。 コンテンツ検索 Web パーツか、検索型コンテンツ Web パーツ カテゴリ内のいずれかの Web パーツを使用してください。 |
コンテンツ検索 |
この Web パーツを使用してカテゴリ ページにカタログ コンテンツを表示します。 また、Web パーツを使用してカタログ アイテム ページでアイテムをグループ化して表示することもできます。 コンテンツ検索 Web パーツ (CSWP) では、検索先を選択して検索対象のコンテンツを指定できます。 キーワード クエリ言語を使用してフィルターや検索用語をクエリに追加することもできます。 既定では、この Web パーツはクライアント側レンダリングを使用するので、表示テンプレートで JavaScript を使用して検索結果の表示方法をカスタマイズできます。 Google や Bing などの検索エンジンがカタログ内のアイテムを個別に発見してログ記録できるように、コンテンツを検索エンジンにレンダリングする際に CSWP は XSLT ベースのサーバー側レンダリングを自動実装します。 クライアント側レンダリングを使用するもう一つのメリットは、レンダリングをブラウザで行うのでサーバーに必要なリソースが少なくて済むことです。 CSWP をページに追加する際のパフォーマンスの考慮事項については、「Web コンテンツ管理の容量とパフォーマンスを見積もる (SharePoint Server 2013)」を参照してください。 > [!注]> コンテンツ検索 Web パーツは JavaScript を使用してコンテンツを表示するため、アクセシビリティ上の理由など、JavaScript を有効にしていないユーザーはコンテンツを表示できません。 JavaScript が有効になっているかどうかにかかわらずコンテンツが表示されるように、常に XSLT ベースのサーバー側レンダリングを使用するようコンテンツ検索 Web パーツを変更することを検討してください。 なお、XSLT ベースのサーバー側レンダリングを使用する場合は、より多くのサーバー リソースが必要になることが多く、パフォーマンスが低下することもあります。 |
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検索 |
絞り込みパネル |
この Web パーツは絞り込み条件をページに追加します。 この Web パーツを使用して、スタンドアロンの絞り込み条件やファセット ナビゲーション用の絞り込み条件を追加できます。 この Web パーツで絞り込み条件を表示する前に、管理プロパティを絞り込み条件として有効にしている必要があります。 詳細については、「 SharePoint Server で絞り込み条件とファセット ナビゲーションを構成する」を参照してください。 |
分類の絞り込みパネル |
この Web パーツは絞り込みを管理ナビゲーションと組み合わせるもので、強力な検索型ナビゲーション エクスペリエンスをカタログ コンテンツに追加するために使用できます。 管理ナビゲーションとの組み合わせでのみ使用でき、ページ上の別の検索 Web パーツ (コンテンツ検索 Web パーツなど) と関連付ける必要があります。 現在のナビゲーション用語に基づく絞り込み条件を表示することにより、関連付けられた Web パーツ内の検索結果をフィルター処理できるようにします。 分類の絞り込みパネル Web パーツで表示される絞り込み条件は、現在のナビゲーション用語の子絞り込み条件です。 ユーザーが絞り込み条件をクリックすると、関連付けられた Web パーツ内の検索結果がそれに従ってフィルター処理されます。 この Web パーツを特に強力なものとしているのは、絞り込み条件を表示する際にユーザーが行った以前のクエリや絞り込みが考慮に入れられることです。 > [!重要]> 200 を超えるナビゲーション ノードがあるページで分類絞り込みパネル Web パーツを使用することはお勧めしません。 ノード数が大量にある場合、サーバーの応答時間が長くなったり、スループットが低下することがあります。 詳細については、Web コンテンツ管理の容量とパフォーマンスを見積もる (SharePoint Server 2013)」を参照してください。 |
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検索型コンテンツ |
記事 |
記事ページ コンテンツ タイプに関連付けられたアイテムを表示します。 |
カタログ アイテムの再利用 |
この Web パーツは、カタログアイテムをグループに表示しない場合にのみ使用します。 この Web パーツでは、サーバー側のレンダリングを使用して、Bingや Google などの検索エンジンがカタログ内の個々のアイテムを検出してログに記録できるようにします。 また、Usage Analytics で使用される既定の使用状況イベントを自動的に記録するように構成されています。 この Web パーツの構成は他の検索 Web パーツとは異なる部分があります。 この Web パーツの構成のほとんどは、カタログ アイテム ページの HTML ページ レイアウト ファイルで実行されます。 Web パーツが表示するのは 1 つの管理プロパティのみです。 このため、カタログ アイテム ページに表示したい管理プロパティごとに、1 つのカタログ アイテムの再利用 Web パーツを HTML レイアウト ファイルに追加する必要があります。 また、1 つのカタログ アイテムの再利用 Web パーツをカタログ アイテム ページに直接 Web パーツとして追加する必要があります。 その Web パーツで、取得先のカタログ アイテムに対するクエリを構成します。 HTML ページ レイアウト ファイルに追加されたカタログ アイテムの再利用 Web パーツは、このクエリによって取得されるデータを再利用するよう構成されます。 カタログ アイテムの再利用 Web パーツはコンテンツの表示に表示テンプレートを使用しません。 代わりに、管理プロパティの種類 ( Date 、 HTML など) に基づいて書式設定されます。 カタログ アイテム再利用 Web パーツを使用するカタログ アイテム ページ レイアウトをカスタマイズする方法については、「SharePoint 2013 でカタログベースのサイトのページ レイアウトをカスタマイズする方法」を参照してください。 カタログ アイテムの再利用 Web パーツをページに追加する際のパフォーマンスの考慮事項については、「Web コンテンツ管理の容量とパフォーマンスを見積もる (SharePoint Server 2013)」を参照してください。 |
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タグに一致するアイテム |
用語でタグ付けされているアイテムを表示します。 |
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画像 |
画像コンテンツ タイプまたはイメージ コンテンツ タイプに関連付けられているアイテムを表示します。 |
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よく使用されるアイテム |
この Web パーツは、一連の条件に一致する、最もよく使用されているアイテムを表示するために使用します。 たとえば、この Web パーツをカテゴリ ページに追加して「このカテゴリで最もよく使用されているアイテム」を表示できます。 |
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最近変更されたアイテム |
最近変更されたアイテムを表示します。 これは、ユーザーがサイトやライブラリでの最近のアクティビティを追跡するのに役立ちます。 |
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推奨アイテム |
この Web パーツは、ユーザーがサイトと以前やり取りした方法に基づいてコンテンツのおすすめ候補を表示するために使用します。 たとえば、この Web パーツをカタログ アイテム ページに追加できます。 ユーザーが特定のアイテムを表示すると、この Web パーツは最近表示された他のアイテムを「このアイテムを見たユーザーが見た別のアイテム」などのように表示します。 既定では、クエリは現在のサイトでのおすすめアイテムに制限されます。 この設定を URL 内のトークンに基づくおすすめアイテムに制限したり、クエリを特定の URL やコンテンツ タイプに制限したりできます。 |
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ビデオ |
ビデオ コンテンツ タイプに関連付けられているアイテムを表示します。 アイテムは表示回数によって並べ替えられます。 |
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Web ページ |
ページ コンテンツ タイプから派生したアイテムを表示します。 |
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Wiki ページ |
Wiki ページ コンテンツ タイプに関連付けられているアイテムを表示します。 |
検索 Web パーツを追加して構成する方法については、「SharePoint Server で検索 Web パーツを構成する」を参照してください。
関連項目
概念
SharePoint Server でのインターネット、イントラネット、エクストラネット サイトへの発行の概要
SharePoint Server でインターネット、イントラネット、エクストラネット発行サイトを計画する
SharePoint Server でクロスサイト発行を計画する
SharePoint Server でのクロスサイト発行の概要
SharePoint Server でクロスサイト発行の論理アーキテクチャを計画する
SharePoint Server でクロスサイト発行の作成サイトを計画する
SharePoint Server 2016 でクロスサイト発行サイトの検索を計画する