System.Runtime.Serialization 名前空間
System.Runtime.Serialization 名前空間は、オブジェクトのシリアル化および逆シリアル化に使用できるクラスを格納します。シリアル化は、オブジェクトまたはオブジェクトのグラフを格納、または別の場所への伝送のためにバイトのリニア シーケンスに変換する処理です。逆シリアル化は、格納された情報を取得したり、その情報からオブジェクトを再作成したりする処理です。
ISerializable インターフェイスは、クラスが独自のシリアル化動作を制御するための手段を提供します。 System.Runtime.Serialization.Formatters 名前空間にあるクラスは、シリアル化されたオブジェクトでカプセル化されたさまざまなデータ型の実際の書式指定を制御します。
特定の形式間でオブジェクトをシリアル化および逆シリアル化するフォーマッタは、 System.Runtime.Serialization.Formatters 名前空間にあります。
クラス
クラス | 説明 |
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Formatter | 共通言語ランタイムのシリアル化フォーマッタの基本機能を提供します。 |
FormatterConverter | Convert クラスおよび IConvertible インターフェイスを使用する、 IFormatterConverter インターフェイスの基本実装を表します。 |
FormatterServices | シリアル化のための Formatter の実装で支援する静的メソッドを提供します。このクラスは継承できません。 |
ObjectIDGenerator | オブジェクトの ID を生成します。 |
ObjectManager | 逆シリアル化されたオブジェクトを追跡します。 |
SerializationBinder | ユーザーがクラスの読み込みを制御したり、読み込むクラスを指定したりできるようにします。 |
SerializationException | シリアル化中または逆シリアル化中にエラーが発生するとスローされる例外。 |
SerializationInfo | オブジェクトのシリアル化または逆シリアル化に必要なすべてのデータを保持します。このクラスは継承できません。 |
SerializationInfoEnumerator | SerializationInfo のデータを解析するための、フォーマッタ支援の機構を提供します。このクラスは継承できません。 |
SurrogateSelector | シリアル化処理または逆シリアル化処理にデリゲートするシリアル化サロゲートの選択のために、フォーマッタを支援します。 |
インターフェイス
インターフェイス | 説明 |
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IDeserializationCallback | オブジェクト グラフ全体の逆シリアル化が完了した時点でクラスに通知することを示します。 |
IFormatter | シリアル化されたオブジェクトの書式を指定するための機能を提供します。 |
IFormatterConverter | SerializationInfo のインスタンスと SerializationInfo 内のデータの解析に最適な、フォーマッタが提供されているクラスとの間の接続を提供します。 |
IObjectReference | 現在のインターフェイス インプリメンタが別のオブジェクトへの参照であることを示します。 |
ISerializable | オブジェクトが独自のシリアル化および逆シリアル化を制御できるようにします。 |
ISerializationSurrogate | オブジェクトが別のオブジェクトのシリアル化および逆シリアル化を実行できるようにする、シリアル化サロゲート セレクタを実装します。 |
ISurrogateSelector | シリアル化サロゲート セレクタ クラスを示します。 |
構造体
構造体 | 説明 |
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SerializationEntry | シリアル化されたオブジェクトの値、 Type 、および名前を保持します。 |
StreamingContext | 指定したシリアル化ストリームの転送元および転送先を記述し、そのコンテキストと追加の呼び出し元定義のコンテキストを保持するためのシリアル化の手段を記述します。 |
列挙体
列挙体 | 説明 |
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StreamingContextStates | シリアル化中に、ストリームの転送元のコンテキストまたは転送先のコンテキストを指定するフラグのセットを定義します。 |