Formatter クラス
共通言語ランタイムのシリアル化フォーマッタの基本機能を提供します。
Formatter 型は CLS との互換性がありません。CLS との互換性に関する詳細については 「共通言語仕様の概要」 を参照してください。
この型のすべてのメンバの一覧については、Formatter メンバ を参照してください。
System.Object
System.Runtime.Serialization.Formatter
<CLSCompliant(False)>
<Serializable>
MustInherit Public Class Formatter Implements IFormatter
[C#]
[CLSCompliant(false)]
[Serializable]
public abstract class Formatter : IFormatter
[C++]
[CLSCompliant(false)]
[Serializable]
public __gc __abstract class Formatter : public IFormatter
[JScript]
public
CLSCompliant(false)
Serializable
abstract class Formatter implements IFormatter
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
Formatter は、すべてのランタイム シリアル化フォーマッタの抽象 (Visual Basic では MustInherit) 基本クラスであり、 IFormatter インターフェイスを実装するためのヘルパ メソッドを提供します。また、 Formatter は、シリアル化のためのオブジェクトのキュー、およびオブジェクト単位での ID の生成を管理します。
継承時の注意: Formatter から継承する場合は、 Serialize 、 Deserialize 、 WriteArray 、 WriteBoolean 、 WriteByte 、 WriteChar 、 WriteDateTime 、 WriteDecimal 、 WriteDouble 、 WriteInt16 、 WriteInt32 、 WriteInt64 、 WriteObjectRef 、 WriteSByte 、 WriteSingle 、 WriteTimeSpan 、 WriteUInt16 、 WriteUInt32 、 WriteUInt64 、 WriteValueType 、 SurrogateSelector 、 Binder 、 Context の各メンバをオーバーライドする必要があります。
必要条件
名前空間: System.Runtime.Serialization
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)
参照
Formatter メンバ | System.Runtime.Serialization 名前空間 | ObjectIDGenerator | XML シリアル化および SOAP シリアル化