方法 : ロールにユーザーを追加する

スキーマ ビューを使用して、データベース プロジェクトにユーザーおよびロールを追加できます。 ただし、配置後スクリプト内のロールにユーザーを手動で関連付ける必要があります。 配置後スクリプトの詳細については、「方法 : 配置前スクリプトまたは配置後スクリプトを指定する」を参照してください。

ユーザーを追加するには、ロールを追加し、そのロールにユーザーを関連付けます。

  1. データベース プロジェクトを開くかまたは作成します。 詳細については、「方法 : データベース プロジェクトおよびサーバー プロジェクトを作成する」または「方法 : データベース プロジェクトまたはサーバー プロジェクトを開く」を参照してください。

  2. スキーマ ビューが表示されない場合は、[表示] メニューの [データベース スキーマ ビュー] をクリックします。

  3. ユーザーを既に作成またはインポートした場合は、手順 7. に進みます。

  4. スキーマ ビューでセキュリティ フォルダを右クリックし、[追加] をポイントして、[ユーザー] をクリックします。

    [新しい項目の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. [名前] に、作成するユーザーの名前を入力します。

  6. [追加] をクリックします。

    ユーザーが作成され、データベース プロジェクトに追加されます。 ソリューション エクスプローラに、ユーザー定義を含むファイルが表示されます。 ユーザーのデータベース オブジェクトは [スキーマ ビュー] に表示されます。

  7. ロールを既に作成またはインポートした場合は、手順 11. に進みます。

  8. スキーマ ビューでセキュリティ フォルダを右クリックし、[追加] をポイントして、[データベース ロール] をクリックします。

    [新しい項目の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

  9. [名前] に、作成するロールの名前を入力します。

  10. [追加] をクリックします。

    データベース ロールが作成され、データベース プロジェクトに追加されます。 ソリューション エクスプローラに、データベース ロール定義を含むファイルが表示されます。 ロールのデータベース オブジェクトは [スキーマ ビュー] に表示されます。

  11. ソリューション エクスプローラで [スクリプト] ノードを展開し、[配置後] ノードを展開して、[Script.PostDeployment.sql] をダブルクリックします。

    Transact-SQL (T-SQL) エディタが開き、配置後スクリプトが表示されます。

  12. 配置後スクリプトの下部に、次の T-SQL ステートメントを追加します。

    EXEC sp_addrolemember N'RoleName', N'UserName' 
    
  13. [ファイル] メニューの [Script.PostDeployment.sql の保存] をクリックします。

  14. ソリューション エクスプローラで、データベース プロジェクトを右クリックし、[ビルド] をクリックします。

    データベース プロジェクトがビルドされ、データベース プロジェクト プロパティで指定した場所にビルド スクリプトが作成されます。 ビルド スクリプトを開くと、RoleMemberships.sql ファイルに追加した行がビルド スクリプトの配置後セクションに表示されます。

    次回データベース プロジェクトを配置するときに、ユーザーとロールが作成され、ロールにユーザーが関連付けられます。

参照

概念

Database Edition の用語の概要

シナリオ: データベース スクリプトの作成および変更

シナリオ : データベースおよびサーバー オブジェクトの作成および変更