データベースの配置時のテーブルへの参照データの追加

[アーティクル]
10/22/2008

データベースプロジェクトの配置後スクリプトにステートメントを追加することにより、データベースの 1 つ以上のテーブルに参照データを挿入できます。テーブルにデータを挿入する前に、データが既に含まれているかどうかをテストできます。テーブルが空でない場合は、既存のデータをクリアするか、データベースを配置する前に常に再作成するように指定する必要があります。

一般的なタスク

次の表に、このシナリオをサポートする一般的なタスクの説明と、それらのタスクを正常に完了する方法の詳細へのリンクを示します。

一般的なタスク	関連する参照先
配置後スクリプトを作成または更新する : データベースプロジェクトの配置後スクリプトを変更して、1 つ以上のテーブルにデータを挿入できます。配置後スクリプトを変更してデータを追加する代わりに、別のスクリプトを作成し、配置後スクリプトの一部として追加できます。	方法 : 配置前スクリプトまたは配置後スクリプトを指定する
データベースプロジェクトをビルドおよび配置する : データベースプロジェクトをビルドして分離開発環境に配置し、変更をテストできるようにする必要があります。	データベースのビルドおよび分離開発環境への配置
チェックイン前に変更をテストする : 変更されたデータベースまたはサーバーに対して既存の単体テストを実行することにより、その変更によってアプリケーションの動作が損なわれていないか確認できます。また、新規または変更された動作を確認するために単体テストを作成することもできます。新規または変更された単体テストをサポートするために、データ生成計画を変更する必要が生じる場合もあります。分離開発データベースは、必要に応じて、テストサーバー、ステージングサーバー、または運用サーバーのデータを使用して更新してください。	データベースの単体テストを実行するデータベース単体テストの作成および定義データジェネレータを使用してデータベースのテストデータを生成する 1 つ以上のテーブル内のデータと参照データベース内のデータを比較および同期する
変更をチェックインする : 配置後スクリプトへの変更のテストが完了したら、変更内容をバージョン管理にチェックインし、チームで変更を共有します。変更をチェックインするときに、関連する作業項目があれば、それも解決する必要があります。	方法 : プロジェクトまたはソリューションをバージョン管理に追加する [チェックイン] ウィンドウと [保留中の変更] ウィンドウの使用方法 : 保留中の変更をチェックインする方法 : 作業項目を解決する
問題を解決する : データベース単体テスト、データベースプロジェクト、ビルド作成、および配置の一般的な問題の解決方法についてさらに詳しく学習できます。	データベース単体テストに関する問題のトラブルシューティングデータベースプロジェクト、ビルド、および配置に関する問題のトラブルシューティング

関連するシナリオ

データジェネレータを使用してデータベースのテストデータを生成する
1 つ以上のテーブルに参照データを挿入する以外にも、データベースの他のテーブルに別の種類のデータを挿入することが必要な場合があります。組み込みのデータジェネレータまたはカスタムデータジェネレータを使用して、開発者に本番データを公開することなく、現実的なテストデータを作成できます。
1 つ以上のテーブル内のデータと参照データベース内のデータを比較および同期する
データベースのテーブルに格納されているデータを比較および同期することもできます。既存のデータベースに大量の参照データが存在し、データベースにそのデータをインポートする必要がある場合にこのオプションを使用できます。

参照

概念

Database Edition の用語の概要