Visual Basic コンパイラ オプション一覧 (カテゴリ別)
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Visual Basic コマンドライン コンパイラは、Visual Studio 統合開発環境 (IDE) 内からプログラムをコンパイルする方法の代替手段として提供されています。 機能のカテゴリ順に並べ替えた Visual Basic コマンド ライン コンパイラ オプションの一覧を次に示します。
すべてのコンパイル オプションは、 -option
および /option
という 2 つの形で使用できます。 このドキュメントでは、-option
の形式のみを示しています。
コンパイラの出力
最適化
出力ファイル
オプション |
目的 |
-doc |
ドキュメント コメントを XML ファイルに出力します。 |
-deterministic |
入力が同一である場合、バイナリ コンテンツがコンパイル全体で同一のアセンブリをコンパイラに出力させます。 |
-netcf |
.NET Compact Framework をターゲットとするようにコンパイラを設定します。 |
-out |
出力ファイルを指定します。 |
/refonly |
参照アセンブリのみを出力します。 |
/refout |
参照アセンブリの出力パスを指定します。 |
-target |
出力の形式を指定します。 |
.NET アセンブリ
オプション |
目的 |
-addmodule |
指定ファイル内のすべての型情報を現在のコンパイル対象のプロジェクトで使用できるようにします。 |
-delaysign |
アセンブリに完全に署名するか、部分的に署名するかを指定します。 |
-imports |
指定したアセンブリから名前空間をインポートします。 |
-keycontainer |
アセンブリに厳密な名前を付けるキー ペアのキー コンテナー名を指定します。 |
-keyfile |
アセンブリに厳密な名前を付けるキーまたはキー ペアを含むファイルを指定します。 |
-libpath |
-reference オプションにより参照されるアセンブリの場所を指定します。 |
-reference |
アセンブリからメタデータをインポートします。 |
-moduleassemblyname |
モジュールが一部となるアセンブリの名前を指定します。 |
-analyzer |
このアセンブリからアナライザーを実行します (短縮形: -a)。 |
-additionalfile |
コードの生成に直接影響はないが、エラーまたは警告を生成するためにアナライザーが使用できる追加のファイルを指定します。 |
デバッグまたはエラー チェック
ヘルプ
オプション |
目的 |
-? |
コンパイラ オプションを出力します。 このコマンドは、-help オプションの指定と同じです。 コンパイルは発生しません。 |
-help |
コンパイラ オプションを出力します。 このコマンドは、-? オプションの指定と同じです。 コンパイルは発生しません。 |
言語
プリプロセッサ
オプション |
目的 |
-define |
条件付きコンパイルのシンボルを定義します。 |
リソース
その他
オプション |
目的 |
@ (応答ファイルの指定) |
応答ファイルを指定します。 |
-baseaddress |
DLL のベース アドレスを指定します。 |
-codepage |
コンパイルですべてのソース コード ファイルに使用するコード ページを指定します。 |
-errorreport |
Visual Basic コンパイラで内部コンパイラ エラーを報告する方法を指定します。 |
-highentropyva |
特定の実行可能ファイルで高エントロピ ASLR (Address Space Layout Randomization) をサポートするかどうかを Windows カーネルに示します。 |
-main |
起動時に使用する Sub Main プロシージャを含むクラスを指定します。 |
-noconfig |
コンパイルに Vbc.rsp が使用されないようにします。 |
-nostdlib |
コンパイラが標準ライブラリを参照しないようにします。 |
-nowin32manifest |
アプリケーション マニフェストを実行可能ファイルに埋め込まないようコンパイラに指定します。 |
-platform |
コンパイラによる出力ファイルの対象となるプロセッサ プラットフォームを指定します。 |
-recurse |
コンパイルするソース ファイルをサブディレクトリで検索します。 |
-rootnamespace |
すべての型宣言に対して名前空間を指定します。 |
-sdkpath |
Mscorlib.dll および Microsoft.VisualBasic.dll の位置を指定します。 |
-vbruntime |
コンパイラが Visual Basic Runtime Library を参照せずにコンパイルするか、特定のランタイム ライブラリを参照してコンパイルするかを指定します。 |
-win32manifest |
プロジェクトのポータブル実行可能 (PE) ファイルに埋め込まれる、ユーザー定義の Win32 アプリケーション マニフェスト ファイルを識別します。 |
-parallel[+|-] |
同時実行ビルドを使用する (+) かどうかを指定します。 |
-checksumalgorithm:<alg> |
PDB に格納されているソース ファイルのチェックサムを計算するためのアルゴリズムを指定します。 サポートされる値は SHA1 (既定値) または SHA256 です。 SHA1 には競合の問題があるため、Microsoft では SHA256 以上を推奨しています。 |
関連項目