レプリケーション ストアド プロシージャ (トラブルシューティング)
このトピックでは、トラブルシューティングに使用できる多くのレプリケーション ストアド プロシージャについて説明します。
すべての種類のレプリケーション向けプロシージャ
| プロシージャ | 説明 | 詳細情報 |
|---|---|---|
sp_addscriptexec |
Microsoft SQL Server スクリプト (.sql ファイル) をパブリケーションのすべてのサブスクライバに送信します。 |
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sp_adjustpublisheridentityrange |
パブリケーションの ID 範囲を調整し、パブリケーションのしきい値に基づいて新しい範囲を再割り当てします。 |
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sp_changereplicationserverpasswords |
レプリケーション トポロジでサーバーへの接続の際にレプリケーション エージェントが使用する、Microsoft Windows アカウントまたは SQL Server ログイン用に格納されているパスワードを変更します。サーバーで実行中のエージェントがすべて同じログインまたはアカウントを使用している場合でも、通常は個々のエージェントごとにパスワードを変更する必要があります。このストアド プロシージャにより、サーバーで実行するすべてのレプリケーション エージェントが使用する、SQL Server ログインまたは Windows アカウントのすべてのインスタンスに対するパスワードを変更することができます。 |
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sp_removedbreplication |
データベースからすべてのレプリケーション オブジェクトを削除します。このストアド プロシージャは、パブリッシャのパブリケーション データベースで実行されます。または、サブスクライバのサブスクリプション データベースで実行されます。パブリッシャのパブリケーション データベースで実行される場合は、ディストリビュータまたはサブスクライバ側のパブリッシュされたデータベースに関連するオブジェクトが削除されます。 |
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sp_removedistpublisherdbreplication |
ディストリビュータ側の特定のパブリケーションに属するパブリッシュ メタデータを削除します。 |
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sp_replmonitorhelppublication |
パブリッシャ側の 1 つ以上のパブリケーションに関する現在の状態情報を返します。 |
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sp_replmonitorhelppublicationthresholds |
監視するパブリケーションのしきい値のセットを返します。 |
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sp_replmonitorhelppublisher |
1 つ以上のパブリッシャの現在の状態情報を返します。 |
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sp_replmonitorhelpsubscription |
パブリッシャ側の 1 つ以上のパブリケーションに属するサブスクリプションの現在の状態情報を返します。返される各サブスクリプションごとに 1 行を返します。 |
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sp_table_validation |
テーブルまたはインデックス付きビューの行数またはチェックサム情報を返すか、あるいは提供された行数またはチェックサム情報を指定のテーブルまたはインデックス付きビューと比較します。 |
トランザクション レプリケーションのプロシージャ
| プロシージャ | 説明 | 詳細情報 |
|---|---|---|
sp_article_validation |
指定されたアーティクルに対する検証の要求を開始します。 |
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sp_marksubscriptionvalidation |
現在開いているトランザクションに、指定のサブスクライバに対するサブスクリプション レベル検証トランザクションであるというマークを付けます。 |
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sp_publication_validation |
指定されたパブリケーションの各アーティクルに対する検証の要求を開始します。 |
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sp_browsereplcmds |
ディストリビューション データベースに格納されているレプリケートされたコマンドの結果セットを判読可能な形で返します。 |
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sp_helppeerrequests |
ピア ツー ピア レプリケーション トポロジ内の参加者が受信したすべての状態要求に関する情報を返します。これらの要求は、トポロジ内のパブリッシュされたデータベースで sp_requestpeerresponse を実行することによって開始されたものです。 |
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sp_helppeerresponses |
ピア ツー ピア レプリケーション トポロジ内の参加者から受信した特定の状態要求に対するすべての応答を返します。この要求は、トポロジ内のパブリッシュされたデータベースで sp_requestpeerresponse を実行することによって開始されたものです。 |
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sp_requestpeerresponse |
ピア ツー ピア トポロジ内のノードから実行されると、このプロシージャはトポロジ内の他のすべてのノードからの応答を要求します。 |
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sp_deletepeerrequesthistory |
ピア ツー ピア レプリケーション トポロジ内のパブリケーション状態要求に関連する履歴を削除します。 |
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sp_posttracertoken |
このプロシージャは、パブリッシャ側のトランザクション ログにトレーサ トークンを送信し、待機時間の統計を追跡する処理を開始します。情報が記録されるタイミングは、トレーサ トークンがトランザクション ログに書き込まれたとき、ログ リーダー エージェントで処理されたとき、およびディストリビューション エージェントによって適用されたときです。 |
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sp_helptracertokens |
待機時間を決定するためにパブリケーションに挿入された各トレーサ トークンごとに 1 行を返します。 |
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sp_helptracertokenhistory |
指定されたトレーサ トークンの詳細な待機時間情報を、各サブスクライバに対して 1 行ずつ返します。 |
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sp_deletetracertokenhistory |
MStracer_tokens システム テーブルおよび MStracer_history システム テーブルからトレーサ トークン レコードを削除します。 |
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sp_dumpparamcmd |
ディストリビューション データベースに格納されているパラメータ化コマンドに関する詳細な情報を返します。 |
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sp_replcmds |
このプロシージャはログ リーダー エージェントによって使用されます。実行した元のパブリケーション データベースについての情報を返します。まだディストリビュートされていないトランザクション、つまりディストリビュータにまだ送られておらず、トランザクション ログに残っているトランザクションを表示できます。 |
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sp_replcounters |
パブッリッシュされた各データベースについて、待機時間、処理能力、トランザクション数に関するレプリケーションの統計を返します。 |
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sp_repldone |
サーバーの最後にディストリビュートされたトランザクションを識別するレコードを更新します。 |
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sp_replflush |
効率を上げるため、アーティクル定義がキャッシュに格納されます。このプロシージャは、アーティクル定義が変更または削除されるときは常に他のレプリケーション ストアド プロシージャによって使用されます。 |
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sp_replshowcmds |
レプリケーション対象のマークが付けられたトランザクションのコマンドを判読可能な形式で返します。 |
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sp_repltrans |
パブリケーション データベース トランザクション ログ内にあって、レプリケーションのマークは付いているがディストリビュートされたマークがまだ付いていないすべてのトランザクションの結果セットを返します。 |
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sp_setsubscriptionxactseqno |
サブスクライバ側のディストリビューション エージェントによって適用される、次のトランザクションのログ シーケンス番号 (LSN) を指定するのに使用します。LSN を使用して、エージェントはコミット不能なトランザクションをスキップすることができます。 |
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sp_helpsubscriptionerrors |
指定のサブスクリプションのすべてのトランザクション レプリケーション エラーを返します。 |
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sp_replmonitorsubscriptionpendingcmds |
トランザクション パブリケーションに対するサブスクリプションの保留コマンドの数、およびその処理に要する時間の見積もりについての情報を返します。 |
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sp_replqueuemonitor |
キュー更新サブスクリプションのキュー メッセージの一覧を表示します。 |
マージ レプリケーションのプロシージャ
| プロシージャ | 説明 | 詳細情報 |
|---|---|---|
sp_showpendingchanges |
レプリケート待ちの変更の概数を示す結果セットを返します。 |
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sp_showrowreplicainfo |
マージ レプリケーション内のアーティクルとして使用されているテーブル内の行に関する情報を表示します。 |
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sp_enumeratependingschemachanges |
保留になっているすべてのスキーマ変更の一覧を返します。このストアド プロシージャは sp_markpendingschemachange と組み合わせて使用できます。 |
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sp_markpendingschemachange |
選択した保留中のスキーマ変更がレプリケートされないように、管理者がそのスキーマ変更をスキップできるようにします。 |
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sp_addtabletocontents |
現在追跡テーブルに含まれていないソース テーブル内の行への参照をマージ追跡テーブルに挿入します。 |
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sp_deletemergeconflictrow |
マージ競合テーブルから行を削除します。 |
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sp_helpmergearticleconflicts |
パブリケーション内で競合するアーティクルを返します。 |
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sp_helpmergeconflictrows |
指定された競合テーブルの行を返します。 |
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sp_helpmergedeleteconflictrows |
削除競合が失われたデータ行に関する情報を返します。 |
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sp_mergemetadataretentioncleanup |
MSmerge_genhistory、MSmerge_contents、および MSmerge_tombstone の各システム テーブル内にあるメタデータの手動クリーンアップを実行します。 |
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sp_replmonitorhelpmergesession |
指定のレプリケーション マージ エージェントの過去のセッションに関する情報を返します。 |
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sp_replmonitorhelpmergesessiondetail |
特定のレプリケーション マージ エージェント セッションに関する、アーティクル レベルの詳細情報を返します。 |
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sp_validatemergepublication |
パブリケーション全体の検証を実行します。 |
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sp_validatemergesubscription |
指定のサブスクリプションに対して検証を実行します。 |
参照
概念
レプリケーションのトラブルシューティング ツール
レプリケーションのトラブルシューティング