Silverlight 1.0 プロジェクトのワークスペース ロードマップ
Microsoft Expression Blend 2 ワークスペースはカスタマイズが可能で拡張性に優れています。パネルの向きの変更、パネルのドッキングまたはフローティング、パネルの境界線をドラッグすることによるサイズ変更、アートボードのズーム、およびアートボード上のオブジェクトの位置合わせの切り替えを行うことができます。
[ツール] メニューの [オプション] ダイアログ ボックスにある [テーマ] および [ワークスペース] ズームを使用して、ワークスペースの配色 (テーマ) の変更またはワークスペースのズームを行うことができます。
ワークスペースは、Windows Presentation Foundation (WPF) プロジェクトと Silverlight 1.0 プロジェクトのどちらで作業しているかによって、外観が多少異なります。[ヘルプ] メニューの [ようこそ画面] から Silverlight 1.0 の MagnifyingGlass サンプルを開き、このトピックのロードマップに従います。サンプルを Expression Blend 2 で開いているときに実行するには、F5 キーを押します。
Expression Blend では、分割ビューの [アニメーション] ワークスペースを使用して、Silverlight 1.0 プロジェクトを開きます。
ツールボックス ツールボックスには、選択、アートボード、ブラシ、および Silverlight 1.0 でサポートされているその他のオブジェクトを選択可能なサブ メニュー (図を参照) に持つオブジェクト ツールなど、[デザイン] ビューで作業するときに必要なツールが含まれています。最後に使用した [ツールボックス] のボタンをクリックすると、使用可能なシステム コントロールおよびプロジェクトに追加したメディアを含む [アセット ライブラリ] が開きます。 |
プロジェクト パネル プロジェクト内のすべてのファイルが [ファイル] に一覧表示されます。コンテキスト (右クリック) メニューを使用して、新規ファイルの追加、既存のファイル (メディア ファイルやその他の Web ファイル) の追加、または他の方法でのプロジェクトの管理を行うことができます。データ バインドはコードビハインド ファイル内の JavaScript で行われるため、[データ] ウィンドウはありません。 |
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組み合わせパネル アートボード上のすべてのオブジェクトは、Z オーダー (前から後ろへの重なり) を決定するツリー構造で [オブジェクトとタイムライン] に一覧表示されます。ストーリーボードを開いている場合は (図を参照)、アニメーション タイムラインもここに表示されます。すべてのユーザー操作は JavaScript コードビハインド ファイルでプログラミングされるため、トリガはありません。 |
[プロパティ] パネル [デザイン] ビューでは、[オブジェクトとタイムライン] で選択したオブジェクトのプロパティを表示および変更できます。プロパティは、折りたたみ可能なカテゴリに整理されています。[検索] ウィンドウを使用して、プロパティをフィルタ処理できます。アートボードのオブジェクトをマウスで操作するたびに、[プロパティ] パネルに変更が反映されます。 |
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ビュー [デザイン] ビューでは、アートボードを視覚的に操作します。[XAML] ビューでは、[デザイン] ビューに表示される内容の背後にあるマークアップを編集できます。[分割] ビュー (図を参照) には両方が表示されます。[表示] メニューの [分割ビューの方向] でウィンドウの向きを変更し、境界線をドラッグしてウィンドウのサイズを変更できます。 |
メモ :
すべての WPF コントロールと機能が Silverlight 1.0 プロジェクトで使用可能なわけではありません。たとえば、ボタン コントロール、スタイル、およびトリガは、Silverlight 1.0 ではサポートされていません。Silverlight 1.0 プロジェクトを編集している場合は、Expression Blend ワークスペースが変更されて、使用可能な機能とコントロールが表示されます。
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