BI 計画ソリューションとシナリオにおけるモデル化の概念の計画

 

適用先: SharePoint Server 2010 Enterprise

トピックの最終更新日: 2011-01-28

この記事の内容:

  • データ ソース ビューの作成

  • ディメンションと階層に関する考慮事項

データ ソース ビューの作成

注意

サンプル アプリケーションで使用する 5 個すべてのデータ ソース ビューの例、および計画データ ウェアハウスの詳細については、「BI 計画ソリューションとシナリオのモデルおよびレポート作成の計画ガイド」を参照してください。

ディメンションと階層に関する考慮事項

ディメンションと階層のサイズ変更および推奨事項

ディメンションのサイズは、メンバー数とそのプロパティによって決まります。ディメンションを作成する場合、属性階層の数を制限することをお勧めします。これにより、SSAS の処理パフォーマンスが向上します。また、ディメンションのメンバーを、計画で最小限必要なメンバーに維持することで、小さなキューブ空間になり、クエリ パフォーマンスが全体的に向上します。

2 つの個々のディメンションを 1 つに結合することが、ナビゲーションおよびパフォーマンスの向上に役立つことがあります。結合されたディメンションは、その後、2 つのディメンションの有効な組み合わせとして機能し、これにより、フィルター ロジックに役立つナビゲーション階層を作成できます。たとえば、"地理" と "部門" の 2 つのディメンションを選択します。結合されたディメンションを "地理部門" と呼び、これに、地理コードと部門コードの組み合わせに基づいて生成された独自のラベル コードを付けることができます。結合されたディメンションによって、ナビゲーションの使用方法と、キューブ空間のディメンショナリティが向上する可能性があります。

親子階層を使用する場合、階層内のレベル数を制限することをお勧めします。親子階層内のレベル数が多いほど、クエリに応答するときに SSAS サーバーで実行する必要のある作業が多くなります。これは、階層の中間レベルのデータを必要とするクエリを動的に計算する必要があるためです。親子階層のレベルが多いほど、より多くの計算を実行する必要があります。

親子階層は計画シナリオでおおいに役立ちます。メンバー プロパティのすべての詳細を階層のすべてのメンバーに表示するように、各メンバーを簡単に構成できます。

ディメンションの使用とメジャーの使用

計画のニーズでは、1 つのメジャー グループに対して 1 つのメジャーで十分です。追加のメジャーをディメンション メンバーとして定義し、その後、追加のデータをキューブに保管するための独自のスライスとして機能することができます。単一のファクト メジャーの利点は何でしょうか。

  • メジャーを追加すると、ファクト テーブルを変更する必要がなくなります。

  • ファクト テーブルの設計がより簡潔になります。1 行のファクトが 1 つのファクト レコードに相当します。

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